ダイレクトボンディング

Direct bonding

健康な歯をほとんど削らずに
自然で美しい状態に整える

「ダイレクトボンディングとは、歯の見た目や形を整えるために行う審美治療の一つです。歯科医師が歯の表面に「複合レジン」という樹脂素材を直接盛り付け、歯の形や色を修正します。

削る量が少なく、短期間で自然な仕上がりになるのが特徴です。

ただし、非常に繊細な技術が求められるため、仕上がりは医師の技術力に大きく左右されます。

そのため、この治療を提供できる歯科医院は限られていますが、美しさとスピードを両立できる点から人気が高まっています。

ダイレクトボンディング治療の特徴

削る量は最小限
まったく削らずに治療できることも

歯に直接材料を接着させるため、削る量は最小限。場合によってはまったく削らずに治療できることもあります。また、金属を使用しないメタルフリー治療のため、金属アレルギーの心配もありません。

自然な仕上がりを
左右するのは“技術力”

ダイレクトボンディングの仕上がりは、使用する材料や術者の技術によって大きく変わります。当院では、自然の歯に近い色・質感を再現できるハイブリッドセラミックを使用しています。ハイブリッドセラミックとは、セラミックとレジンを混ぜた材料で、自然な透明感としなやかさが特徴です。専門の道具も駆使し、美しい仕上がりが長続きするよう、こだわって治療を行います。近年では材料の進歩により、前歯だけでなく奥歯にも対応できるケースが増えています。

耐久性も進化

ダイレクトボンディングは歯の一部を補う治療のため、強い接着力が求められます。近年では接着技術が進化し、詰め物の脱落リスクを低減。削る部分もますます小さくなり、しっかりメンテナンスを行えば10年以上持つとも言われています。

少ない通院回数

多くの方は1〜2回の通院で完了します。症例によっては、カウンセリング当日に治療を終えられる場合もあります。